ユニクロ、ファーストリテイリングは
言わずと知れた日本No.1アパレル企業です。
ユニクロで学生がアルバイトをすると
社会人としての基本が身に付き、
【就職で有利になる】と言われていました。
そんな下心でユニクロで働き始め気が付けば
6年務めていました。6年間の経験で
はたらくメリットとデメリットを
まとめてみました。
ユニクロでバイトするメリット
きっちりとした研修制度
さすが大企業なだけあって、研修制度が
とてもきちんとしていました。
細かくマニュアル化されており、
教えられた通りに仕事をすれば、
誰でもこなすことができるようになります。
社会経験ができる
【正社員だろうが、アルバイトであろうが、ベテランであろうが新人だろうがお客様からみたら、ユニクロ店員は同じ。プロでなければならない】というのがユニクロの理念。
アルバイトであろうが、正社員と同じ基準の仕事を求められます。
ここがしんどいところでもありますが、良い経験になります。
研修時給がない
研究期間中は時給が数十円安いということがありますが、
ユニクロは初めから一般時給から始まります。
上記の企業理念のとおり【ベテランだろうが新人だろうがプロのユニクロ店員】ということが時給にも反映されています。
しっかりとした評価制度
バイトでもしっかりとした評価制度があり、
3か月に1度評価と時給の見直しがあります。
店長の評価と自己評価で評価が決められます。
できる業務、スピード、ほかのスタッフに教えることができるか?
持ち場のリーダーとしてスタッフに指示を出すことができるか?
など一定の基準を満たすと、スタッフランクのアップと時給が
あがります。
ちなみに通常半年程度で1つランクアップで20円の昇給です。
年功序列ではない絶対評価であるため、
先輩よりも先に昇給することも可能です。
中には、1年以上勤務してもランクアップできない人も。
競争意欲を掻き立てるので
仕事のモチベーションにつながります。
服をきれいにたためるようになる
1日中、服をたたんでいる仕事なので
きれいに、そして、素早く服をたためるように
なりました。結婚してからはお姑さんにも
褒められました。女子力が確実に向上します。
ズボンのすそ直しができるようになる
ユニクロではすそ直しサービスがありますが、
裾の補正もアルバイトスタッフの仕事です。
きちんとした研修制度があるので
男性でも女性でも補正をしていました。
スピードが求められるので1本5~10分で
裾上げできるようになります。
ユニクロでバイトするデメリット
交通費がでない
大企業なので、交通費がでるかなと思っていましたが
一切でませんでした。
徒歩で職場までいけるよ!とか
職場は通勤定期内だよ!なら問題ありませんが
交通費自腹は少々きつかったです。
ただし、他店へ応援を頼まれた際は
交通費の支給がありました。
被服代がかかる
【店員は歩くマネキン】という考えですので
アルバイトでも、常に新作で、店内にある商品を
身に着けなければなりません。
自腹で購入しなければなりません。
その社員割引はたったの30%Oオフ
定価からの30%オフなので週末の特別価格で
購入したほうが安いです。
この割引率はほかのアパレルに比べてかなりケチです。
勤務日数にもよりますが月5000円ほど洋服代に消えます。
厳しい、きつい店長・先輩が多い
ほかのアルバイトより、規律が厳しいので
楽して稼ぎたいタイプの人たちはどんどんやめてしまいます。
必然的に向上心が高い人が残ります。
彼らはユニクロで働いていることを誇りに
思っているので、ほかのスタッフにも高いレベルを
求めてきます。
結局ユニクロバイトは就職に有利?
【ユニクロでバイトしていたから受かった】という企業は
正直ありません。
ユニクロのバイトで経験し、得たことを
書いた履歴書の通過率はほかの履歴書に比べ
体感的に高かったように思います。
とは言ってもユニクロバイトの必要性が
あるかと問われると違うような気がします。
とはいえ、いろいろバイトをしてきましたが
「レベルアップして働きたい」
「どうしたら、レベルアップできるか」
と向上心を持ってアルバイトができたのは
ユニクロだけです。
とてもいい社会経験になることは間違いないと思います。