適正保証研修とは
派遣会社WDBは、理系人材に特化した人材派遣会社です。研究職人材派遣市場トップシェア。
面談や研修制度がしっかりしていて、しっかりと派遣社員の適正を見極めて派遣するのがこの会社のアピールポイントです。
いくつかある研修制度の1つとして『適正保証研修』があります。
WDBに本登録をしたあとに、派遣先に就業するまえに必ず参加しなければならない研修です。
公式HPにはこのよう解説されています。
WDBから就業するすべての皆さんに受講していただく研修です。
皆さんの適性に合ったお仕事に就いていただくため、専門の講師による指導の下、スキルや知識の確認、ビジネスマナーの復習をしていただきます。
自身の強みを引き出し、弱みを改善する機会としてご利用ください。
研修の日程と所要時間
適正保証研修は平日毎日開催されています。
10:00~17:00(お昼休憩60分)6時間の拘束されました。
派遣会社の中で事前に研修がある会社はあまりない中で、非常に拘束時間は長いです。
研修時の服装
事前に私服で問題ないとの連絡を受けました。常識の範囲内でラフは格好で問題がなさそうです。
セーターにジーパンなど普段着の方が多かったです。
配布資料が多いので、A4書類が入るかばんを持参するように指示されました。
適正保証研修の内容
適正保証研修は、テレビ電話で受講します。また、全国の各支店との中継がつながっており、ほかの支店で研修を受けている方の様子もうかがえます。
食塩水の濃度計算
理系の基礎知識の学習をします。指定濃度の食塩水作り方の問題を出題され、あとで解説を受けます。
理系出身の方には、簡単すぎる授業ではありますが、理系出身ではない方でもわかるような内容の研修になっています。
食塩水を作成する際に、使用する機器のビーカー、メスシリンダー、ポリスマン、薬包紙、秤量機などの解説を受けました。
ビジネスマナー
社会人として基本となるビジネスマナーを学びます。
■挨拶・身だしなみ
■ビジネスメールマナー
■コミュニケーションについて
内容は、新卒社会人が受けるようなビジネスマナー研修と考えてよいと思います。
どのような振る舞いをすれば円滑なコミュニケーションをができるか等の議題で、各支店ごとにグループディスカッションをします。
各グループごとに意見をまとめ、代表者がテレビ電話で発表します。
私の支店から、研修に参加していたのは私一人でしたので、意見を考え、まとめ、発表まですべてひとりでやることになりました。
筆記テスト
最後に筆記テストがありました。自分の専門分野に関するテスト、安全衛生に関するテストなど、4項目ほどありました。
テストはマークシート方式でした。
テストの難易度は基礎問題ばかりなので、特にテスト対策等は必要ないと思います。
時給は発生するのか
適正保証研修は、強制参加の研修であるため、労働基準法に従えば時給は発生するはずです。
残念ながら、WDBの適正保証研修は時給・交通費ともに支給されません。
なぜなら、適正保証研修は選考の一部であり、研修という位置づけではないそうです。
法律的にグレーゾーンな気もしますが、給料が発生しないことを納得の上、派遣就業するようにしてください。
再受講しないといけない場合も
適正保証研修ですが、場合によっては再受講しないといけないこともあります。
この適正保証研修の有効期限は2年間です。
1度WDBで就業した後に、ほかの就業先に就業を希望する場合は注意が必要です。
研修を受けてから2年以上経っている場合、初めて就業する人と同様にもう一度研修を受けなければなりません。
また、登録だけして2年以上経ってから就業希望する場合も、研修を受講する必要があります。
この際も、給料交通費は発生しません。
まとめ
WDBから派遣就業するには、参加必須の研修です。就業したい派遣先が決まったら早めに受講するようにしましょう。