ブラックリストは存在する!
派遣会社に登録したのに急に電話がこなくなったり、仕事の紹介されなくなり、
「もしかして、ブラックリスト入りしたかも・・・」
と感じたことはありますか?
私は現在派遣社員ですが、過去に派遣会社で仕事を紹介する側で働いていたことがあります。
やはり、派遣社員のブラックリストというものは存在します。
ブラックリスト入りした人に対して、派遣会社はどのような対応をとるのか?
どういう人がブラックリスト入りしてしまうのか?まとめました。
ブラックリスト者への対応
派遣会社はブラックリスト入りしたことをもちろん知らせてはしてくれません。
ブラックリスト入りした派遣社員が、連絡をしても
「いいお仕事があった場合は、ご連絡しますね。」
と言い、その後一切連絡しないのが派遣会社の常套手段です。
仕事を紹介する気がある場合は、希望する仕事がない場合も、代替の仕事の提案があったり、後日きちんと連絡をいれます。
派遣会社も派遣社員に仕事をしてもらわないと商売にならないので、いいスタッフさんには積極的に仕事を紹介します。
ブラックリスト入りする人
顔合わせ・就業中にバックレる人
当たり前ですが、無断欠勤は派遣会社の信用につながるものであるので即刻ブラックリストに登録されます。
真面目に働いている派遣社員の方がいる一方、顔合わせ当日に急に音信不通になってしまったり、就業中に急に出勤しなくなってしまう人が中にはいます。
一度でも、そのようなことがあるスタッフは次回仕事を紹介してもらえることはないでしょう。
就業直前に辞退
複数の仕事の面接を同時進行に受けている方に起こりうることが、派遣の就業先が決まってから直前に辞退することです。
顔合わせが済んで、就業決定してからの辞退は派遣会社からして一番してほしくないことなので、ブラックリスト入りします。
派遣会社にとって派遣社員は商品なので、出荷先の派遣先企業に納期に納入できないというのは派遣会社の信用問題になります。
よりよい職場に就業したい気持ちで、同時進行で面接を受けたい気持ちはわかりますが、顔合わせ後、就業を合意してからの辞退はしないようにしましょう。
過度なクレーム
就業先でのトラブルは、もちろん派遣会社に報告すべきです。
しかし、派遣スタッフ側にも問題があると考えらるようなことを、派遣会社の営業スタッフの都合を考えず、
昼夜問わずクレームの電話を入れたりすると残念ながらブラックリスト入りしてしまう場合があります。
派遣会社の営業スタッフも人間ですし、就業時間があります。プライベートな時間にクレームを入れる派遣スタッフに良い感情を持つのは難しいです。
仕事を紹介する際に、ほかに候補のスタッフがいる場合は、感情的にほかの人を優先してしまうこともあります。
本当に緊急事態が起きた際は、連絡をしていただいて構わないと思いますが、
そうでない場合はメールにしておくなど、極力営業スタッフの都合も配慮してあげるとよい関係を築くことができると思います。
ウソの申告をする人
派遣会社の登録の際に、学歴、PCスキルや業務経験などを詳しく聞かれるかと思います。
この時に資格や経歴の虚偽の申告をし、のちにばれた場合はブラックリスト入りです。
人を欺くようなウソをつくような人は残念ながら、安心して企業に紹介できないためです。
派遣社員に求人を出す企業は「〇〇の作業ができる人」「〇〇の資格を持っている人」などピンポイントな求人をする企業が多いです。
「とある資格を持っているいう条件で採用したのに、実は持っていなかった!非常に困る!」
ということが起きかねないからです。
自分をよく見せようと見栄を張ってしまう気持ちはわかりますが、就業してから困るのは自分です。特に資格等は偽りの申告はしないようにしましょう。
ブラックリストにのってしまったら
万が一ブラックリストに載ってしまったら、同じ派遣会社から、仕事を紹介したもらうのは残念ながら不可能です。
ただし、ほかの派遣会社に情報が共有されるようなことはありません。
その派遣会社から仕事を紹介してもらうことはあきらめてほかの派遣会社に登録をすることが得策です。
派遣会社はたくさんありますし、違う派遣会社からも同じ派遣先に就業することもできることがほとんどです。