- テンプスタッフの離職票は遅い
- テンプスタッフの離職票は事前確認ができる
- 異議があっても内容を変更してくれるわけではない
- 確認書類には離職区分が書かれていない
- 切手代が自己負担
- 事前確認は時間と切手代の無駄でしかない
テンプスタッフの離職票は遅い
テンプスタッフの離職票が発行されるまでにかかる時間はほかの派遣会社比べて遅いです。
なぜなら、テンプスタッフには離職票の内容を事前確認できる制度があり、発行される前に離職者が内容確認し承認してから発行します。
書類のやり取りは郵送で行われるため、スムーズに手続きができても発行まで3週間かかるとされています。
■事前確認を希望しない場合
契約終了後、2週間をめどに離職票を登録住所に送付
■事前確認を希望する場合
契約終了後、1週間以内に確認書類を登録住所に送付
内容を確認し、署名・捺印の上、書類を返送。書類到着後、2週間をめどに登録住所に離職票を送付。
テンプスタッフの離職票は事前確認ができる
テンプスタッフは他社派遣会社と違い、離職票の事前確認ができます。
離職票の内容が、『自己都合』か『会社都合』かによって失業保険の受給できる待期期間が変わってきます。
内容に異議があった場合、修正するにはハローワークより聞き取り調査を受けたり、証拠を提出するなど大変な作業になります。
このため、内容の事前確認ができるのは一見魅力的制度のように感じますが、実際に筆者が内容確認を希望し離職票を発行してみたところ、
時間の無駄でしかない無意味な制度でしたので、内容確認なしに離職票を発行することをおすすめします。
異議があっても内容を変更してくれるわけではない
離職後、7営業日で内容確認の書類が自宅に届きました。
離職票と見本と離職証明書の記載内容に関する確認書が入っています。
内容確認をし、万が一自分が思っていた内容と異なる場合作り直してもらえるものだと思っていましたが、実際は違うようです。
『異議あり』に〇をした場合には、後日完成した離職票を持参してご住所を管轄するハローワークにて失業給付の手続きをなさる際に確認が入ります。とされています。
つまり、ハローワークに離職者が離職票の内容に異議があるということを伝えてくれるだけみたいです。内容の修正はしてもらえません。
異議申し立ては、『異議申立書』をハローワークに出すことで自分自身でも行うことができるので、わざわざテンプスタッフで事前確認をする必要はないのではないかと思います。
確認書類には離職区分が書かれていない
通常、離職票-2の右端に離職区分が記載されており『会社都合』なのか『自己都合』なのか判断します。
しかしながら、送られてくる確認書類には離職区分が記載されていません。
離職票の離職理由欄は、どんな人間が考えたのか知りたいぐらい非常に分かりにくいです。この内容だけでは自分の離職区分が何になるのか確信を持つことができません。
切手代が自己負担
テンプスタッフで就業中は書類の郵送が必要になったときは後納郵便になっており、郵便代はテンプスタッフ負担でした。
しかしながら、離職票確認書類の返信用封筒は切手が貼られておらず自己負担になります。
退職した途端この扱いですから非常に冷たいものですね。ましてや、派遣切りでの退職の場合この対応は非常に腹立たしいです。
事前確認を依頼しなければ、切手を貼る必要もありません。
事前確認は時間と切手代の無駄でしかない
テンプスタッフで離職票の事前確認を依頼すると
時間はかかるのに、特に修正をしてもらえるわけではなく、内容も不確かで、切手代まで請求される。
時間の無駄でしかありません。事前確認をしないと1週間は離職票発行まで時短できると考えられますので、省いて請求しましょう。
ただ、離職票の内容は法令順守で会社都合退職の場合は、ちきんと会社都合退職で発行していただけました。