専業主婦 or 働く
夫の転勤について行く場合、その地での生活の選択肢として、【専業主婦】をするか?それとも【働く】?ということを誰でも考えると思います。
このように悩んだときに、断然【働く】をおすすめいたします。
経済面で共働きがよい
転勤先について行くことを決めたら一番悩むのは【仕事】のこと。
転勤制度は昭和の時代に始まった制度です。その時代は男性が一家の大黒柱、女性は専業主婦で家庭を守るのが当たり前の時代です。
時代は令和になり、共働きで家計を支えるのが当たり前になりましたが、なぜか残り続けている時代にそぐわない古い制度と考えていいでしょう。
そのため転勤の伴う仕事は家賃手当てが多かったり、多少お給料が高かったりしますが、夫婦共働きには到底かないません。
将来のことを考えても、年金受給額は増えることは考えにくいですし、減る可能性の方が高いでしょう。
それぞれの家庭に事情があるとは思いますができるだけ働いて、将来に備えるのが賢明な判断だと思います。
現地の人との交流
転勤で見ず知らずの土地で暮らすようになることもあるでしょう。
馴染むためにもその地で働き、人との交流を図ることをおすすめします。
ネットが普及して地域の情報を手に入れやすくはなってきていますが、一番信頼できる情報は地元の人のからの話です。
特に田舎に行くほどネット上での情報がなく、情報収集が難しくなります。地元の人からの話が一番信用できるものです。
働き方は派遣社員がおすすめ
正社員、派遣社員、アルバイトさまざまな雇用形態があります。
様々な働き方の中でも、派遣社員を断然おすすめいたします。
『転勤族の妻』というのが不利になりにくい
転勤先でパートを探しても『転勤族の妻だから』という理由でなかなか決まらないという話をよく聞きます。
パートやアルバイトのような非正規の仕事であっても、企業は『長く働いてくれる人材』を求めていることが多いです。
転勤族の妻のような、いつ引っ越しがあり退職するかわからない、数年後には退職をする可能性が高いといった人材を嫌煙する企業も多いです。
対して派遣社員というのは、そもそもが『一時的に人材を確保できる』という雇い方です。最大で同じ職場に3年しか務めることはできませんが、転妻にとってはこれが好都合な働き方です。
筆者は転妻をしながら派遣社員として5年働いていますが、派遣先はすんなり決まりますし、転勤族であることがマイナスになったことが一度もありません。
次の転勤の際に辞めやすい
転勤は急に決まることも少なくありません。直接雇用の仕事の場合たとえパートでも、いきなり「2週間後に辞めたい」とはなかなか伝えづらいものです。
転勤ある時期はある程度決まっているかと思いますので、派遣先には『次の契約更新で転勤があるかもしれない』ということを契約更新の際に伝えておけばまず問題がありません。
派遣社員は有期雇用のため、更新する・しないはどんな理由でも本人の自由です。
契約を更新しないことを伝えるのもできるだけ早いほうがよいですが、事前に転勤がある可能性があることを話しておけば配慮をしてくれます。
退職の話も、派遣会社の担当社員が変わりにしてくれるので気が楽です。
勤務地が違ってもキャリアを積むことができる
勤務地が変わっても全国に拠点がある派遣会社であれば、実績を積むことができます。
これまでしてきた仕事のデータが派遣会社に蓄積されていくので、次の仕事も決まりやすくなります。
おすすめの派遣会社
転勤族は転勤後も同じ派遣会社で働けるように全国に支店がある大手派遣会社をおすすめします。
転勤の可能性がある土地に、派遣会社の支店があるか確認して登録しましょう。