派遣社員が育休取得を考えたら取るべき行動

派遣社員
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派遣社員も育休取得可能

一定期間雇用保険に加入している被保険者は産休・育休を取得することができます。

もちろん派遣社員でも雇用保険に加入しており、条件を満たせば産休・育休を取得することができます。

生むのは女性なので産休は女性のみですが、育休は男性も取得することができます。

派遣会社により若干異なりますが、取得条件はほとんど同じです。

産休・育休制度はどんな法律?取得条件・期間・手当金を解説!復職が義務? | ままのて

【育休取得条件】
□雇用保険加入期間が1年以上あること
□育休取得後、同じ派遣会社で働く意思があること

これまで派遣社員のような有期雇用ではたらく人たちは同じ企業に1年以上継続して雇用されることという条件があったのですが、法改正でなくなりました。

ですので派遣社員の場合は、産休に入る直前まで雇用契約があることが重要になります。

また、育休明けに同じ職場も戻ることが大前提の制度ですが、育休後同じ派遣会社で働く意思表明をするだけで育休はとれます。
ひと昔前までは『育休後も同じ派遣先から雇用される見込みがある』という条件があり、派遣社員が育休を取得するのは不可能に近い無理難題の条件がありましたが、さすがに改正されたようです。

復帰後の就業先は決まっていなくても問題ありません。

 

 

派遣だからこそ気を付けたいこと

派遣社員で産休・育休をとるには出産予定日の6週間前までに雇用契約があることが必須です。
しかし、有期雇用という働き方なのでその時期まで雇用を継続してもらわなければなりません。

妊娠を理由に解雇・派遣契約を更新しないことは法律で禁止されています。

しかしながら、派遣先企業にとって妊娠している体調面などで管理が必要な派遣社員よりも、妊娠していない派遣社員に働いてもらいたいというのが本音です。

正社員の場合、妊娠を理由に解雇は絶対できないので問題ありませんが、派遣社員の場合、『人員整理』など何かと理由をつけて契約更新しないことが残念ながら可能になってしまいます。

労働局に訴え戦う余地はありますが、荷重な体での負担は大きいですしできるだけトラブルは避けたいものです。

派遣社員で育休の取得を考えるのであればスムーズに取得できるように準備が必要です。

 

 

派遣社員育休取得のメリット

育休中は育休開始日から180日は月給の67%が支給され、それ以降は月給の50%が支給されます。さらに育休中は社会保険料は免除になります。

月給20万円だった派遣社員が1年間育休取得したとすると、育児休業手当の支給額おおよそ110万円、社会保険料の免除額は40万円程度になることが予想されます。

育休取得できると年間約150万円得をします

正社員の育休取得の場合は完ぺきな引継ぎが求められたり、育休中も電話がかかってきたり仕事で呼び出されたり、

復帰後のポジションや保育所が見つからなかったときの対処など不安なことが多いです。

しかしながら、派遣社員の場合は、上記の心配が全部ありません。復帰後は新たに派遣の仕事を探せばいいだけです。保育所が見つからなくでも気兼ねなく育休を延長できます。

育休は育児に専念できますので、派遣社員こそ育休と取るべきだと思います。

 

 

育休取得実績がある派遣会社を選ぶ

派遣社員の場合、正社員より育休取得のハードルが高いのは事実なので、育休取得に理解がある派遣会社を選びましょう。

育児休業手当の支払い元は雇用保険です。このため派遣会社に痛手はありませんので、育休取得を拒む派遣会社は少ないと思います。

しかしながら、育休取得実績のない小さな派遣会社の場合、育休取得について知識がなく拒否されたり、協力的ではない可能性があるので、大手派遣会社を利用するのが無難です。

HP上で育休について掲載がある派遣会社は

□スタッフサービス
□テンプスタッフ
□マンパワー
□パソナ

などです。条件を満たした派遣社員に育休を与えるのは義務ではありますが、不慣れな会社より実績のある派遣会社を選ぶのが無難です。

妊娠を希望するのであれば事前に確認をしておきましょう。

テンプスタッフは実際に育休取得可能という返答をいただいています。

管理人一押し派遣会社
テンプスタッフ

妊娠後期でも通勤できそうな場所を選ぶ

いかなる場合でも、通勤時間ほど無駄な時間はないので、できる限り通勤時間が短い派遣先を選ぶべきだと個人的には思っていますが妊娠を考えるなら、なお近い職場を選ぶべきです。

妊娠後期に満員電車で1時間、自分の運転で車通勤1時間などはまず難しいと思います。

正社員であれば、テレワークや時間差出勤をさせてくれる会社もあるかもしれませんが、派遣社員の場合期待はできません。

体力系の仕事はしない

妊娠を考えるのであれば、無難にディスクワークを選びましょう。

力仕事や立ち仕事は体の負担を考えやめておいたほうが無難です。

通常であれば、配置転換などがあるのが普通ですが、派遣社員の場合契約上難しい可能性があります。

怪しい派遣先はさっさと変える

派遣社員の育休に理解がなさそうな派遣先に就業してしまった場合、早い段階で見切りをつけてほかの派遣先を探しましょう。

派遣社員にもガンガン無理な仕事を押し付けてくる多忙系ブラック派遣先は妊婦は邪魔者扱いされること間違いなしです。

 

 

3年満了を考慮する

 家族計画は育休がとれる条件を満たせるように考えましょう。

 連続して同じ派遣会社で1年勤めれば、派遣先企業が途中で変わっても問題はありませんが、妊娠中の派遣先の変更は難しいと思います。

産休に入るまでに1年勤められるか?(およそ派遣就業を始めて5か月目以降)

産休入るまでに任期満了にならないか?(3年であれば任期満了前9か月以前)

妊娠のタイミングを育休取得条件ですべて決めてしまうのはやりすぎかもしれませんが、可能な範囲で考慮してみてはいかがでしょうか。

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