派遣営業と仲良くするメリット
学校とは違い、残念ながら社会ではえこひいきが当たり前です。
派遣会社の営業マンも人間ですので、仲がいい人には良くしてあげようと思うのが普通です。
いい仕事を回してもらいやすい
派遣営業も感情があるので、仲のいい人には優先的にいい仕事を回してくれるようになります。
引く手あまたの資格や技術を持っていたり、若い人、ルックスがいい人は何もしなくても好待遇をしてもらえますが、
年齢とともに紹介してくれる仕事が少なくなるのが現実です。
同じ能力の候補者が2人いる場合、仲の良い方を紹介するのはごく当たり前の感情です。
また、ブラック案件も紹介されにくくなります。
トラブルの際味方してくれる
万が一、派遣先でトラブルがあった場合も、派遣営業と仲良くしていればまともに対応してくれる可能性があがります。
派遣先とのトラブルであれば、派遣社員の擁護に回ってくれる可能性が高くなります。
時給交渉も頑張ってくれる
派遣営業と仲良くしていると、時給交渉も頑張ってくれるようになりました。
すでに関係を築いた派遣営業の方には、就業前に時給交渉してくれ本来のスタートより100円高くしてくれました。
仲良くなると派遣社員の能力を把握してくれるので適正な時給になるポイントです。
派遣営業と仲良くする心得
派遣営業は激務なので気持ちを汲む
派遣営業は、派遣社員の出勤時間前に欠勤や遅刻の電話が来たり、派遣社員の就業後にトラブルの対応や相談を受けたりしなければならないので、勤務時間が長いです。
また、派遣先企業と派遣会社からどちらからもクレームが来る、板挟みにあうストレスフルな仕事です。
このような状況だと、どうしても心の余裕がなくなってしまいます。
このブログでは派遣社員の権利は主張するべきだと何度も書いていますが、派遣営業にはお願いごとをするときは、伝え方を気を付けています。
同じお願いをするにも枕詞に『お忙しいところ大変申し訳ないのですが・・』をつけるだけで印象はかわります。
本当に緊急性がない場合は『お忙しいかと思うので、ご都合の良いときでいいのですが』とも言っておきます。
『本当にいつも頼りになります』などよいしょすることも忘れません。
会うのは月に1回!割り切る
派遣営業と派遣社員が面会するのは多くても月1回程度です。
個人的な感情ですが、人に媚を売ったりするのは好きではありません。
しかし、月1回しか会わない派遣営業に少し媚売りをするだけで派遣社員の扱いは段違いになります。
決して奴隷になるわけじゃない
派遣営業といい関係を築くのに決して、奴隷になってはいけません。
派遣営業が紹介してくる案件をなんでも引き受けるなど、派遣営業のいいなりになる必要はありません。
派遣営業に感謝している気持ちを伝えるだけで十分です。
派遣会社自体変えた方がいい場合
いくら派遣社員のほうから心を開いても、派遣会社がよくないといい関係も築くことができません。
派遣会社が変えた方がいいのは、ずばり派遣会社自体がブラックな場合です。
派遣会社の前情報は、派遣会社の口コミサイトだけでなく、転職サイトなどで確認するといいです。
派遣営業がコロコロ変わる
派遣会社がブラック企業の場合、派遣営業が定着しないため入れ替わりが激しいです。
短期間で派遣営業が変わられてしまっては、関係を築くことができません。
営業ノルマがきつい派遣会社
営業ノルマがきついブラックな派遣会社の営業は、営業成績で頭の中がいっぱいです。
どうしても、派遣社員よりも派遣先の味方につくようなスタイルの仕事しかしてくれません。
就業していないときにやたらむやみやたらに希望していない仕事まで紹介してくる、派遣会社はやめておいた方がいいです。
面談担当がアルバイト
驚くことに、派遣社員の定期訪問の担当専任のアルバイトを雇っている派遣会社が存在します。
アルバイトなので、派遣先とのトラブルや時給交渉の際に権力がないのでまともな対応は望めません。
派遣法などの教育もされてないことも多いので、頼りになりません。
派遣会社の名前で求人情報を探してみましょう。『面談担当募集』などのアルバイトの求人がある場合は辞めておきましょう。
結局派遣会社選びが大事
派遣営業と良好な関係をつくることは大事ですがそれ以前に、派遣会社選びが大事になってきます。
これまで、派遣会社の社員として働いたこともありますし、たくさんの派遣会社で派遣社員としても働いてきましたが、最終的にテンプスタッフ に落ち着いています。
☑求人数が多い
☑面談担当は正社員
☑社員の派遣法教育問題なし
☑時給交渉活発
☑営業担当があまり変わらない
安定して、働ける派遣会社だと思います。