ジェットスターはオーストラリアに本社をおく、LCC格安航空です。ANA、JALなどの一般航空に比べ、安く乗ることができます。
東京(成田)→北海道線を例にすると、ANAでは4万円程度かかるところが、ジェットスターを利用すると5000円でいけてしまうことがあります。(時期により値段は変動します。)
しかし、ジェットスターは料金が安い代わりに、一般航空では無料で受けられるサービズが有料であることがほとんどです 。
有料サービスになってしまうものの中でもっとも気を付けたいのが【フライトの変更・キャンセル】の費用です。
場合によっては、予約したフライトの価格よりも変更料の方が高くなってしまう場合があります。
今回は、もっとも安く、変更・キャンセルの保証がないプランである「Starter」で予約したにも関わらずコールセンターに交渉し、無料でフライト変更に成功しました。
ジェットスターフライト変更・キャンセル料は?
自己都合の変更は完全有料
▼フライトの変更でかかる手数料等はこちらに詳しく解説されています。
最も安い「Starter」で予約を取り、フライトを変更したい場合、
WEBで変更手続き 3240円
予約便の運賃と変更先運賃と差額の支払いが必要になります。
予約便の運賃の方が安い場合でも払い戻しはありません。
また、フライトをキャンセルをする場合、運賃の払い戻しはありません。
せっかく安く航空券を手に入れても、変更が必要なった際は、余計な費用が掛かってしまします。
▼悪天候・ジェットスター側の都合での欠航の場合は、無償でフライトの変更・払い戻しが可能です。(ただし振替はジェットスター便のみ)
無料でフライトを変更できた話
台風接近していてもなかなか欠航にならない!?
2019年8月15日、大型台風15号が西日本に上陸しました。
その日私は、17:55発、成田(東京)→高松のフライトを予約していました。
西日本は、前日から新幹線、JRの電車は運休、ANAのフライトは欠航が決定しており、どう考えても自分が乗るフライトも欠航が99%確定でした。
しかしながら、3便あるフライトのうち、2便は即時に欠航が決定。しかしながら、自分が搭乗予定のフライトの欠航がなかなか決定されません。
天候、機器の不良による欠航は、振替料は無料ですが早いもの勝ちです。
2便の欠航が決まっているので、どんどん空席には振替の席取り合戦は始まっています。
しかも時期は、お盆真っ最中のハイシーズン。このまま欠航になるのを待っていたら、希望する便への振り替えはほぼ無理でしょう。
コールセンターに電話をかけてみた
欠航が決まらないうちに、振替をしたら通常、費用がかかります。
ダメ元で無料でフライトの振替ができないか、コールセンターに電話をしてみました。
0120-9347-87(9:00-21:00)
コールセンターで繋がるのを待つこと20分、やっとつながりました。
「新幹線、JR、ほかの航空会社が欠航を決めているが、いつ欠航が発表されるのですか?」
フライトの欠航については機長が天候をみて判断をしていますので、分りかねます。
「このままでは、空港に行ってもたものの、結局欠航になってしまったということが起こりかねません。 また、ほかの便が欠航しているので、振替の席がなくなってしまいそうで心配です。今の段階でフライトの変更はできませんか?」
今回の台風の影響で、欠航になっていない便の変更を希望しているお客様には変更手続きを特別に無料で行っております。
このように、フライトの欠航が発表される前に、フライトの変更を無料で行うことができました。
台風等で欠航が予測される場合、先手を打ってコールセンターに交渉してみる価値があります。
ジェットスター悪天候の際の対応のまとめ
■悪天候の際にフライトの欠航を判断をするのは機長
機長によって早々と欠航を決める方もいらっしゃいますし、ぎりぎりまで待って結局欠航するという機長もいるそうです。
こればかりは、事前に確認することができません。
■悪天候の場合、コールセンターに交渉次第でフライトの変更できるかも
すべてのケースが当てはまるとは限りませんが、悪天候で欠航の可能性が高いのに、なかなか欠航が発表されない場合、コールセンターで交渉すれば、無償でフライトを変更してくれる可能性が高そうです。
最後に
ジェットスターは格安航空のため、イレギュラーが起こった際の対応に不満を覚えることが多々あります。
そのとき、自分がどのような対応をとるかで、変わってきます。
早めの対応がカギになります。正しい対応をしてジェットスターで快適な旅を楽しみましょう。
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